環境設定型保育
『自分で考え行動できる子を育みます』
それぞれの個性が表現できる場を提供しています。
保育室はいくつかの小スペースに区切られ、子どもの発達に応じた遊びを用意しています。
子どもそれぞれがやりたいことを見つけ、選択して遊ぶことで集中力が養われます。
また、好きな遊びを通して友だちと関わることで、人と関わる力=コミュニケーション力が培われます。コミュニケーション力の高い子どもは「助けてほしいこと」も自分の言葉で言えるようになり、未来を生きていく中で困難なことに出会っても解決しようとする勇気や人に助けを求める力が育ちます。
子どもに関わる保育士は子どもに指示をしません。子どもは「指示を待つ」のではなく毎日、確実に同じ流れで繰り返される生活を理解し、見通しを持って自ら行動できるからです。
保育士が話をするときはクラス全員に指示をするのではなく、一人一人に"言葉を手渡す"ことをモットーにしています。一人一人に丁寧に語りかけることで、「私は大切にされている=自己肯定感」が育まれ、その思いは自信を持って生きる力となっていきます。
保育室内の環境(物的環境)や保育士の関わり方(人的環境)は安心で安全な生活を保障し、子どもの心(情緒)を安定させ、穏やかで落ち着いた心で保育園生活がおくれます。
プロジェクト保育
子どもの世界を広げる 『テーマ型プロジェクト保育』
プロジェクト保育とはオランダ政府教育機構(Cito)が開発した3才からの幼児教育法です。子どもたちは、発達領域ごとにテーマ性のある遊びが準備されたコーナーに分れ、遊びを広げていきます。
子どもは日々の遊びや生活の経験から学びます。
幼児期は"やってみたい""知りたい""おもしろい"と心が動くことであそびと学びがつながっていきます。
日常の保育活動に「色とかたち」や「数」といったテーマを設け、毎日の遊びや生活の中に取り入れることで、子どもの興味や関心を高めていきます。
小学校に就学するまでの基礎力や自ら考える力を身につけます。
「色と形」
食育のピザ作りをとおして形に関心をもちました。
「野菜にはいろんな形があるね。」
「子どもが作ったピザ」みんなでいっしょに食べるとおいしいね。
※ 平成25年度 堺市幼児教育実践研究 指定園
壁に貼ったボードフォリオ 家族の写真をとおしてお互いの存在を認め合う
友だち同士で自分たちのポートフォリオを見せ合いっこ
保育室に並べられたポートフォリオいつでも手にとれるように(5才)